1. |
水、牛乳、塩、砂糖、常温に戻し細かくカットしたバターを小鍋に入れて、一度沸騰させる。
(バターは、溶けるのに時間がかかると、全体の水分量のバランスが崩れてしまい、焼き上がりが悪くなってしまうので、先にバターを溶かしてから残りの材料を入れる方が失敗が少ないです。)
(水とバターをしっかり沸騰させないと、粉が糊化せず粘りが生まれない為、膨れ上がる力が出ない。よって、まんじゅうのような頭の割れないシューになってしまう。) |
2. |
火から外し、ふるった小麦粉を一気に加えて、すぐにかき混ぜて、粉に水分ををしっかりと含ませる。 |
3. |
2が一塊になったら、中火にかけ、マッシュポテトのような状態までクルクルと木べらでかき回し、余計な水分を飛ばす。鍋底に薄い膜が張るような乾いた感じになり、生地がぺろっと綺麗にはがれる状態にさせる。
(この時生地は、綺麗に艶が出ている。) |
4. |
鍋を火から下ろして、溶き卵を少量ずつ5~6回に分けて加えて生地となじませる。
(卵が完全に消える前に次の卵を入れましょう。混ぜ過ぎずになじませる感じで。混ぜすぎると、グルテンが出てしまい、硬い生地になってしまいます。) |
5. |
木べらの面を自分に向かせて生地を垂らした時、生地が延びて、薄く綺麗な逆三角形の形が出来ていたら、生地の出来上がり。 |
6. |
絞り袋に入れて、鉄板に好きな形にしぼります。エクレアなら、写真のような感じの棒状。パリブレストならリング状にしぼり、シュー生地なら丸に絞る。 |
7. |
ドリュール(溶き卵:レシピ外)を上からハケで塗り、水をつけたフォークの背で、絞ったシュー生地を十字に軽くおさえる。(この十字につける事で、均等に膨らみます。熱いうちに作業を進めないと、膨らみません。) |
8. |
190度のオーブンで、換気口を締めて25〜30分。オーブンを開けず、160度に落として10〜15分焼く。網に上げて、出来上がり。
(温度を落とす前は、しっかりシュー生地の頭が割れた状態を確認しましょう。焼ききらないでオーブンを開けると、冷気でしぼんでしまいます。) |