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キッシュ用タルト生地の作り方
キッシュの土台やお菓子の土台 に使うタルト。ちょっとコツをつかめば、簡単に出来ますよ♪

今回は、キッシュなどに使うタルトの作り方をお伝えします。


1. ボールに薄力粉を振るって、塩を混ぜておく。全卵をほぐしておく。バターはキューブ状にカットして冷たくしておく。
2.

バターと小麦粉を手で押しつぶしながら砂状(サラサラ)になるまで良く混ぜて行く。(手ですり合わせて行く感じです。サブラージュと言われる工程です。)

3. 粉の真ん中にみぞを作り、そのみぞの中に溶いた全卵と水を入れて、周りの粉を中心に入れる感じで、切るように混ぜて行く。
4. ボールの中身をテーブルの上に出し、手の腹で生地を潰しながらのばす。(あまりやり過ぎると、グルテンが出て来て、固い生地になってしまうので、注意!!)
5. 生地にムラがなくなって来たら、丸くまとめてボールに入れて、ラップをして冷蔵庫で20分ほど寝かせる。
6. テーブルに打ち粉をして、生地を2~3mmの厚さに延ばす。タルト型にのせて、角や浮いている部分を丁寧に整えて、隙間をなくすように型に入れて行く。
7. 底になる部分にフォークでまんべんなく穴を開けて、底が焼いた時に持ち上がらないように空気穴を開けておく。
8. このまま冷蔵庫に最低20分入れて、休ませる。理想は半日。焼き縮みを防ぐ為です。
9. クッキングシートをタルトにのせて、(型にそって丸くカットしておく。)タルト用の重しをのせて、170~180℃のオーブンで10分。タルトのふちに少し焼き色がついたら、重りとクッキングシートをどかして、さらに8~10分焼く。
10. 卵黄をタルトの底に軽く縫っておく(タルトの上にのせる液体等がもれないようにする為。レインコートの役割をします。)同じオーブンに1分いれます。
11. オーブンから出して、網に上げてタルト生地の出来上がり。

  ・小麦粉
  ・塩
  ・バター
  ・水
  ・卵
200g
1つまみ(約5g)
100g
5cc
1個




タルトはお塩のタルトと、甘いタルトとあります。その違いをちょっとご紹介します。


「パータ フォンセ生地」   
この生地はバターと粉をサブラージュ(サラサラにする事)することで バターのまわりを粉の膜でコーティングしています。このことによって、 中に詰めるフィリング類の水分が、タルト生地にしみ込みにくいという 効果があります。食感もサクッという感じ。味もキッシュの時のように塩をきかせた ものから、ちょっと甘みをつけたものまでいろいろ。でも比較的、甘みは 抑え目です。

「パート シュクレ生地」

こちらはホロホロと口のなかで溶けていくような優しい食感が特徴。 シュクレ=砂糖という名前の通り甘め。作り方もバリエーションがありますが、基本的には、バター ⇒ 砂糖 ⇒ タマゴ ⇒ 粉類。 中に詰めるものによって 食感もさまざまなので、空気を多めに入れて軽さを出したり、 反対にあまり混ぜないでギュッと固めの生地に仕上げたりと様々です。





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