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フランスワインの楽しみ方
 

フランス料理がお好きな皆様の中には、ワインがお好きな方も多いかと思います。
ワインは好きだけど、突き詰めて勉強する時間がないし....でも、ワインを楽しみたい気持ちもある。
そんな方の為に、ワインを美味しく楽しんでいるグランクラブ
(当サイト専用クラブ)のメンバーに、どんな楽しみ方をしているか?座談会を開き、
フランスワインの楽しみ方を聞いて来ました。

本日のメンバーはお二人。
写真左が、ワインLOVEさん(以下 L:)、右が、WINEラヴァーさん(以下 W: )です。

ワインLIOVEさんWINEラバーさん
FELICIMME:(以下 F: )
早速ですが、お二人はワイン大好きとお聞きしましたが、どのような楽しみ方をしていますか?
L: 独身時代からワインは大好きで、 よく、友人と女子会をして楽しんでいましたが、今は、2人の子供がいるので、そうそう夜頻繁に外に飲みに行けないです。でも、自宅で夫と大好きなフランスワインの産地別飲み比べをして楽しんでいます。

W: 私は、仕事でワイン関連の執筆等をしているために、ワインのお店をセレクトして欲しいとお食事会の幹事を頼まれることがよくあるのですが、お店のワインリストを見て、 密かに「こう来たか〜!」と心の中で呟いて楽しんでいます。

F: お二人とも、ワインは好きでも量を飲むというよりは、質にこだわるタイプのようですが、 良いワインに巡り会うには、どのようにされていますか?

W: ワインのセレクトは、お店の個性を表すと思うので、出来るだけ事前にお店の情報を手に入れます。 幹事の時は、参加者の予算を聞きつつ、皆さんに楽しんでもらえるようにしていますが、たまに予算オーバーしそうになって、ヒヤヒヤしながらワインを注文しています。 色々な種類のワインを楽しみたい人が沢山いることもあり、昨年から始まったジュルネ・デュ・ヴァンを利用させてもらっています。そのおかげで、今まで知らなかったワインとの出会いの機会が多くなりました。

L: ジュルネ・デュ・ヴァンって、フランスワイン専門なんですよね。早速、ランチで使わせてもらいました。その時、初めてシュッド・ウェストのワインを飲んだのですが、とても飲み易くてかなり美味しく、女性好みのワインじゃないかと思いました。
ダイナースクラブ ジュルネ・デュ・ヴァンとは?

都内のレストランでハイクラスのワインをグラス700円または1,000円、カラフ2,000円または3,000円で楽しめる期間限定イベント。フレンチレストランだけでなく、和食や中華の名店でも体験出来る。

今年度は、シャブリ、ランドック/シュッド・ウェスト、ボルドーと2週間ずつ開催。先日、ランドック地方と日本では、まだなじみの薄いシュッド・ウェスト地方のワインをテーマにした期間が終了。多くの方に新しい発見があったと好評を博す。
公式HP >>http://journeesduvin.com

お店の写真

F: シュッド・ウェストワインを以前、当サイトでも取り上げさせて頂いたのですが、( 詳細 >> )実際飲んでみて如何でしょうか?

L: ワインの本を読むと、ワイン産地をひとくくりに出来ない程、味わいが多様に分散していると書いてあったのですが、まさにその通りで、色々飲み比べてみると、バラエティに富んだワインだと思います。女性好みも沢山あるし、今日飲んでいるこのラベール・セック、すっきりしていてまろやかで、今日のお料理ともとても合います。
 
W: シュッド・ウェストは、まだまだ日本での知名度が低いので、どうしても、皆さんボルドーやブルゴーニュのワインを選びがちですが、多くの人に飲んでその良さを知っていただきたいと思う位、美味しいワインが沢山あると思います。今、赤のカオール・プティ・クロを飲んでみましたが、こちらも軽すぎず重すぎず、シュッド・ウェスト初心者にピッタリだと思います。

F: ワインは好きだけど、語学が苦手orワインの勉強をする時間がない人にはどうやって楽しんだら、良いでしょうか?

メンバーの写真 W: ワインは、色んな種類を飲んで、自分の好みを見つけるのが、一番かと思います。「花のイメージで、すっきりして、白が好き。」この程度で十分ですし、以前飲んだ美味しかった印象をそのまま伝えても良いかと思います。

レストランやワインショップに自分の思いをぶつけてみて、その通りのものが出て来たら、そのお店は本当に実力ありますよね。そんな出会いでも楽しいと思います♪私は、勉強の為に、あまり巷に出ていないこのシュッド・ウェストを色々試したく、ジュルネ・デュ・ヴァンを活用して、ワインバーをハシゴしたりしています。今日もこの後、2軒回る予定です!!

L: なるほど〜!そんな利用方法があったのですね!確かに色々な良質なワインがジュルネ・デュ・ ヴァンならグラスで飲めますね。賢い!。私は、料理やワインのイベントを仕事でやっているので、勉強しなくちゃ!と駆り立てられつつも、子育てに追われ、なかなか出来ずにいます...。


W:今は子育て中なら、時間も限られるだろうし、勉強しなくちゃ!と思わないで、まずは色んな産地のワインを試してみるだけでも楽しいと思います。ボルドーやブルゴーニュだけでなく、アルザスやラングドック、サヴォア、そうそう、このシュッド・ウェストなんかも♪とにかく、飲んでみなくては始まらないので!!(笑)


F:そうですね♪飲んでみなければ、始まらない!(全笑)


 (和やかな雰囲気の中、お店の方が、2杯目の赤をたっぷり注いでくれました。思わず、『こんなに注いで頂いて良いのですか!?』と聞いてしまいました。「美味しく飲んで頂けたら♪」とのお言葉を頂き、さらに楽しい雰囲気に盛り上がります。)

お店の写真
F: まだまだ日本人にとって、ワインは奥深い未知なる世界。その証拠に日本人の年間ワイン消費量はおよそ2リットル。フランスが57リットル。その差は28.5倍。残念ながら、今の日本では、ワインは黙って並べておけば客が好みをものを見つけて売れるという商品にはまだなっておらず、どうしてもソムリエ等、誰かの手を借りないと選べないのが現状ですね。


L: レストランやワインショップは、実はお客さんが思っている以上に緊張し、分からないので、ただ料理に合うワインを説明するのではなく、例えば、普段知り得ないワインの面白い裏話からアプローチしてもらえたら、一気に緊張もほぐれるかもしれないですよね。


F: 消費者は、自分が楽しく心地よくワインを買ったり楽しんだり出来るお店が欲しいはず!!緊張をほぐしてくれる雰囲気作りや、アプローチ方法、消費は女性が引っ張っているのだから、女性目線のプレゼンテーションが高いと良いと言う事ですね。


W: 1人1人のハートに伝わるようなアプローチ方法がもっと必要だと思います。


L: 今日お邪魔している「ヴィノシティ マジス」のパンフレットで気づいたのですが、シャルドネの説明に「みんなに好かれる人気者(八方美人)とか、カルベネソーヴィニヨンを「俺、硬派っす!」。ソーヴィニヨンブランを、「ストライプの似合うイケメンボーイ」とか人間として訳してくれていて、とても分かり易くて面白い!!



お店の写真

F: 上手ですね〜。ソーヴィニヨンブランは、「ハーブのような、まだ青い果実の若々しい香りが特徴の爽やかな酸味のワインが出来ます。」ときちんと説明した上で、イケメンボーイと名付ける所は、ワインのしっかりとした知識があって、且つ、プレゼン能力の高い証拠ですよね。


W: 格式の高いお店でも、言葉で和ませる事は可能なのだから、こんなアプローチをしてもらえたら、本当に良いですよね。


F: ハートに伝わるアプローチで、フランスワインによい印象を持ってもらって、あの時のフランスワインを家でも飲んでみようかな?という気持ちになれば、さらに、フランスワインの消費量も増えますし、何より私達が皆、楽しめますね♪

フランスワインの楽しみ方は、色々なワインを試し、ジュルネ・デュ・ヴァンなどのイベントを賢く活用し、また、お店側の小さなプレゼンを見逃さないで楽しむ事も大切なのかもしれませんね♪お二方、今日は本当にありがとうございました。


W:&L: こちらこそ、とても楽しかったです。ありがとうございました。


ワインLOVEさん イベントマネージャー
ワインLOVEさん

料理やワインにまつわるイベントを担当。プライベートのお酒はほぼワインというほどワイン好きだが、知識は乏しく、そろそろきちんと勉強しようかと考え中。

Wineラヴァーさん ワインと食の編集記者
コーディネーター
WINEラヴァーさん

ワインを飲んだ時に目に浮かぶ風景が大好き。あまりに素敵なワインに合うと言葉では足りずに踊ってしまうクセがある。最近のヒットは酸のきれいなジュランソンの甘口、2007。


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場所を提供してくださった今回のお店
 ヴィノシティ・マジス
 http://charpente.jp/magis/
ヴィノシティ・マジス
カジュアルフレンチ、ワインバーとして神田で人気のお店。
”カジュアルだけど質のいいワイン”を厳選し、特にロゼワインに力を入れている。オーナーの藤森氏の「ワインの既存のイメージを打ち破ってマイナスな先入観を拭い去り、日本でのワイン人口を少しでも増やす。そして、既にワインラバーである方には、楽しみ方の幅と奥行きを提供する。」という言葉通り、色々なワインの楽しみ方を提供してくれている。ダイナースクラブ ジュルネ・デュ・ヴァン参加加盟店。
























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