日本を代表する銀座のグランメゾン『レストラン ロオジェ』の総料理長を務めて来たジャック・ボリー氏が先月の6月をもって退任されました。
20年にわたり、我々日本人を食で楽しませてくれた方が退任されるのはとても残念で淋しい事ですね。
ジャック・ボリー氏はご存じの 方も多いと思いますが、フランスの4年に1度行われる「フランス国
家最優秀料理人賞=M.O.F.」を1982年に受賞した素晴らしい料理人なのです。日本で言う「料理界の人間国宝」です。
後任にはアトランタのリッツカールトンホテルの総料理長のブルーノ・メナール氏が就任。就任の挨拶に、「日本におけるフランス料
理界の第一人者であるジャック・ボリー氏の後任として託されるこ
とは、大きな喜びであり栄誉です。ボリー氏が築き上げてきたロオ
ジェの真髄を根本から変えるつもりはありません。これまでの成果
を着実に進化させて、お客さまの期待に応えたい。」と話されたそ
うです。
ジャック・ボリー氏の奥様は日本人なので、フランスに帰る事はなさそうです。今後はロオジェのアドバイザーになるので、もしかした
ら?またロオジェでお会い出来るかもしれませんね。
今後のロオジェも楽しみですね。ブルーノ・メナール氏のテイストも
味わいに行きたいと思われませんか?
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