「ルカ・カルトン」(Lucas Carton)をご存じでしょうか?パリで指
折りの3つ星レストランで、アラン・デュカスやタイユヴァンに並
ぶ老舗中の老舗のレストランです。
あの難関のミシュラン3つ星を28年間も維持する程のレストラン
と言えば、何となくその凄さがお分かりになられるかと思います。
この度、その「ルカ・カルトン」のオーナー兼シェフのアラン・サン
ドラン氏(65)が「気取るのはもう嫌だ!!」と星を返上したので
す!
アラン・サンドラン氏と言えば、料理界の巨匠と呼ばれ、多くの
料理人から尊敬される存在なのです。その彼が星を返上し、「 時代は変わっている。三つ星のサービスは無理でも、同じ味を
より安く楽しんでもらえる店にしたい」と語り、この夏より親しみ
やすい店に模様替えをするとの事です。
カジュアルな雰囲気になれば、必ずミシュランの評価は下がる のですが、星を気にするよりも、お客様に楽しんで頂きたいとい
う気持ちから出た言葉がとても嬉しいですね。
新しいお店は、客単価を現在の半分以下の100ユーロ(1万35
00円~1万4000円)を想定していると言う事です。現在のランチ
が76ユーロ程度なので、巨匠のディナーがランチ+α価格で頂 けると言う事ですね。
ミシュランで3つ星を取るには、味はもちろんの事、内外装、サ
ービスの質、客1人当たりの従業員数、テーブルの間隔、お手 洗いの清潔感等と基準がとても厳しく、よく一流シェフたちが格
付けを気にするあまり神経をすり減らしている事が問題になっ ている程です。(確か、自殺者が出た事も。。。)
今回の件は、星に関係なく美味しいものを頂きたいと思ってい るFELICIMMEのユーザーの皆様は驚きと共に、ちょっと嬉しい
気持ちが大きいのではないでしょうか?FELICIMMEとしても、淋
しいと思いつつもやはり嬉しく思っています♪本当に美味しいと
感じるのは、人の評価で左右されるのではなく、自分の心が満 たされた時が一番ですから♪
そう思われませんか???
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