1 : 予約をしましょう! |
フレンチで食事を楽しむのなら、是非予約を致しましょう。
お店側も、準備して待っててくださいますし、より良いサービスを
していただける事間違いないです。 もし、遅れそうなら、1本電話を入れるのがマナーです。遅れても、
怒るようなお店はありませんから、大丈夫です |
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2 : お店に着いたら.
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『予約した○○です』と言えば、にこやかにウェイターが案内してくれます。
この時、荷物やコートを預けましょう。貴重品は当たり前ですが、持つべきです。
そして、番号札を必ずもらいましょう。(私は過去に、番号札をもらえなく、間違えて他の人にコート
を持って行かれた経験があるので、要注意です!!) そして、ウェイターが最初に引いてくれた席が最上席なので、主客または女性が座ります。
ウェイターがいない場合は(フレンチでウェイターがいない所は、全てとは言いませんが、
感動する料理を出すお店とは言えませんので、そのつもりで入ると良いでしょう。)
男性が、入口や通路から遠いほうの席、または最も見晴らしのよい席を引いてあげましょう。
夜景が見える席には、是非女性に座らせてあげましょう。
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主客が座るまで、他の人や男性はいすの左側に立って待ちます。
順番に、ウェイターが椅子をひいてくれます。(サービスの適当な
お店は、椅子をひいてくれない可能性もあるので注意。。)
不必要な遠慮はせず素直にふるまうのがスマートです。 |
テーブルの上には私物をのせるのは、マナー違反です。
女性のハンドバッグはいすの背と背中の間に置くようにしましょう。
ナプキンは全員が着席したら体の左側で、静かに二つ折りにまで広げ、
折り山を手前にしてひざの上に置きます。 口元が汚れたときなどは
このナプキンでそっと拭うようにしましょう。 |
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3 : メニューを選ぶ/ワインを選ぶ |
お料理を選ぶ時、何を選んでいいか分からない時ありますよね。特に、フランス料理の料理名は
ブレゼ、ウ゛ァプール、ロティール・・・プランタニエ風、デュグレレ風。。。何がなんだか、
分かりませんよね!(分かるようにご紹介していますので、そちらも御覧ください。)それならば、
いっその事、好きな味をウェイターに言って、それに合うお料理を見つけてもらってもいいのでは
ないでしょうか?
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例えば、『クリーム系が大好きなのですが、
そんなお料理はこの中にありますか?』とか 『どっしりした肉が食べたいんだけど、今日の
お勧めにある?』とか...ウェイターは、それな らばと、「こちらはいかがでしょう」と
お勧めの理由を言って、教えてくれます。 ワインと同じで、分からない時は、素直に
聞いてしまった方がお特です!!
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そして、結構緊張するのがこのテイスティング。ワインが悪く
なっているような場合はほとんど皆無だと思われますので、それほ
ど神経質になることもありません。一口飲んで、「結構です。お願
いします。」とソムリエに伝えましょう。必ずしなくてはいけない
ものでもないので、お話に華が咲いている場合は、「結構です。
ついでいただけますか?」と伝えてもいいと思います。 女性がテイスティングする時は、くれぐれも正面
を向いて飲まない ように。。。グラスの向こう側の方に歯茎が見えて、美しくないの
で、少し横を向いた方がいいですよ。 |
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4 : お食事の時 |
パンは運ばれてきたらすぐに食べて構いません。ただしパン皿にとってから、一口づつの大きさに
ちぎって食べます。バターをつけるときも、自分の胸元でなくパン皿の上で付けるほうがスマート
ですね。パンはおかわり自由です。ウェイターの方が無くなったのを見計らって、勧めてきますので、
パンだけでお腹いっぱいにならない程度に、美味しく頂きましょう。
フレンチでよく分からないと言うのが、この沢山のナイフやフォークですね。基本は外側から順々
に使います。大抵、メニューを選んだ段階で、使わないものはウェイターの方が下げますので、
ご安心を。 ナイフやフォークは一皿の料理に一組用意されているので、食べおわったらお皿の上に
並べてフォークは背を下においておきます。これが食べ終わりのサインです。食事中にワインなど
飲まれたり、パンを食べたりしますよね。そのような時は、フォークとナイフはカタカナの「ハ」の
形にするだけです。食事が終わったら、フォークとナイフを平行に置いておくだけです。
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もし間違えてしまっても大丈夫です。ウェイターの方を呼んで
取り替えてもらえばいいのです。決して恥ずかしいことでは
ないので、心配したりする必要はありません。 |
スープを飲むときは音を立てないのが基本です。 それは、スープは飲むものではなく食べるものです。だから決して吸ってはマナー違反です。
スプーンは手前から奥へすくうのがイギリス式。フランスでは奥から手前にすくいます。これがもともと
の形ですが、現在ではどちらでも構わないとする人が多いようです。スープの残りが少なくなったら、
片手で皿を傾けてからすくうと美味しく最後まで頂けるでしょう。 |
よく、お肉やお魚と格闘?するあまり、ナイフとフォークを持つ手に集中するあまり、肘がどんどん
上がっている方いらっしゃいませんか?とてもスマートに見えませんので、少しわきを締めつつ
メインのお料理を食べると、スマートですね。 そして、これは基本中の基本なのですが、世の中の男性の方、気をつけていらっしゃいますか?
料理は女性より先に手をつけない。そして女性より早く食べ終わらない。もし早く食べ終えそうな
ときは最後の一口を取っておいて、相手が食べ終わってから食べて欲しいものですね。 |
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5 : お勘定の時 |
美味しく食事も会話も楽しんだ所で、お勘定をお願いするのですが、会計はどこでするのだろう?と
ウロウロしない事です。大抵のフレンチレストランはお願いしなければ、レシートを持ってきません。
もし、持って来るようであれば、『さっさと帰ってくれ』と言う失礼な所なので、二度と行かない事です。
(カジュアルフレンチのお店の場合はデザートが終わったら勝手に持って来てしまう所もありますが、
そこはカジュアルと言う事で許してあげましょう。。)スマートに手をスッとあげるか、視線をウエイター
の方にするだけで、こちらに来てくれますので、『ごちそうさまでした。お勘定をお願い出来ますか?』
と言うのが良いでしょう。
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もし、割り勘の場合は、その場で計算をはじめたり
するのは、美しくないですね。お店に入る前に 打ち合わせしておき、お店を出た後で、清算するのが
宜しいかと思います。 |
いかがでしたか?マナーはそんなに難しくないですよね。
日本にもマナー違反として『迷い箸、涙箸、寄せ箸』色々ありますよね。実はこれと同じだと思いませんか?
一緒にお食事する方に不快な気分をさせないと言う事。これがマナーだと思われます。
マナーとは、お食事を美味しく、一緒にいる方と楽しく過ごす為にあるものだと、思っていただければ
いいと思います。 |
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