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STEP3
: バックや手は、どこに置きますか? |
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*──レッスンを始めましょう!────────────────────────────.*.. |
さて、着席をしたら、手をどこに置いてますか?また、
女性の場合、小さなバックをどこに置いていますか? 良くある答えは、手はひざの上。バックは背中と椅子
の背もたれ。。。と聞こえて来そうですが、実は、正式な答えは違います。
手は手首のあたりまでをテーブルの上に置き、バック は膝の上です。膝に乗らないバックは右の足下に置くのです。
その理由は、まず手の場合、『私は食事と会話を楽し
みに来たのです。剣や銃など持っていませんよ。』という姿勢を見せる為なのです。 |
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◆ バックは右側。悪い姿勢は嫌われる姿勢。 |
あくまでもこれは、中世ヨ ーロッパから伝統的に続く正式マナーなので、現代の日本では、そこまでガチガチに考えなくても??とは思
いますが、正式マナーはこのようになっています。
次に、バックの件ですが、お料理のサービスは必ず左側から行われます。その左側にバックなどがあると、サービスする方の流れをさまたげる結果
になるので、必ず右側に置くのです。これも、相手に対する心使いですね。
背中と椅子の間に置くのがタブーなのは、姿勢が崩れるという理由からです。マナーとは相手を不快にさせない事が前提であり、悪い姿勢を最も嫌うからです。
もちろん、レストラン側が空いている椅子にどうぞと勧めてくれれば、空いている椅子に置いても結構です。 一番のタブーはテーブルの上に置く事。そして、椅子にかける事ですので、御注意ください。
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◆ 相手を思いやる心、感謝する心 |
上記はあくまでも正式なマナーですが、今現在、剣や銃を持ってレストランに入る事など日本では考えにくいですね。それにバックを床に置けばなんだか心配。。。という方もいらっしゃると思います。
FELICIMMEでは、一番のタブーだけ抑えて、正式のマナ ーとそれが出来た背景・理由を分かって頂ければ、TPO
に合わせて手を膝の上に置いていても、バックを背中と椅子の間に置いても良いと思っております。
なぜならば、手をテーブルの上に置く事や、バックを右側に置く事は、全てレストラン側や相手に対する礼儀ですね。
つまり、相手を思いやる心、そしてレストランでは、命あるものから命(エネルギー)が頂けると言う感謝の心があれば、全てにおいて失礼な行動は出てこないからです。
そんな心が表情や行動に現れ、それを感じ取ったサービ スの方はきっと、あなたに対するおもてなしを最高にしてくれるでしょう。
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★ 今週のポイント ★
『一番のタブーだけ抑えつつ、相手を思いやる心、感謝の心があれば、
全てにおいて失礼な行動は出てこない』 |
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