◆サーヴィスの方を呼ぶ方法 |
レストランでチェックをお願いする際、さすがに居酒屋のように手を高く上げて「お願いしま~す!」と叫ばないのはお分かりだと思いますが、では、どのようにお願いするか?
グレードの高いレストランになればなるほど、サーヴィスする方はあなたの目線を必ず見ています。本来は、目線を合わせるだけで来てくれます。お店の規模にも寄りますが、それで気づかない場合は、軽く手を胸の位置に上げるだけでよいでしょう。手を高く上げる必要はなく、むしろ高く上げるのはマナー違反です。他のお客様の食事の雰囲気を台無しにしてしまいます。
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◆チェックの依頼 |
サーヴィスの方が来たら、サラリと「チェックお願いします。」「お勘定お願いします。」でよいでしょう。もちろん、お礼の言葉を添えた方がより互いの印象は良くなります。『ごちそうさまでした。お勘定お願い致します。』『とても美味しかったです。チェックお願いします。』と気持ちを添えるとよいでしょう。
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◆誰がお勘定をするか? |
デートでも割り勘と決めて来ているカップルや、ご夫婦で来られていて家計は奥様が管理している場合があったりと、それぞれ事情がありますが、レストランの支払いは形だけでも男性が払うようにしましょう。
何故かと言うと、欧米では、夫が家計を管理している場合が多く、レストランでは男性が払うものと暗黙の了解があります。また、男性が女性を「ディナー」に誘った場合、男性が支払うものと躾けられています。(この場合、女性が支払おうとすると逆に失礼にあたるので、気をつけましょう。)
以上の事から、サーヴィスの方も男性側に請求書を持ってきます。スマートな対応をする事が大人のマナーですので、スッと男性が支払いを済ませましょう。
その際、くれぐれも女性は身を乗り出して金額を確かめようとしないようにしましょう。とても見苦しく、余裕が無く見られてしまいます。女性はニッコリ微笑んで座っているだけでよいのです。お店の外に出てから、自分の分の金額を相手に聞いて、そっと渡せばよいでしょう。
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◆どうしても、女性が支払う場合は? |
男性に対して、何か特別な理由もしくはプレゼントとしてディナーをどうしてもご馳走したい!!このような場合は、事前にお店の方にその旨を伝えておくとよいでしょう。請求書をあなたところに持って来てくれます。
しかしながら、男性によっては、たとえプレゼントでもディナーをご馳走してもらう事に不快感を覚える方もいます。男としてのプライドがあったり、育った環境など理由は様々なので、事前に本人に聞いてから行動した方がよいかと思います。
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