ティーカップの持ち方を気にした事がありますか？女性であれば持っている姿も美しく見られたいと思うもの。


カップの持ち方だけでなく、ティースプーンのマナーもありますので、ほんの少しレッスンしてみましょう。

持ち方は、カップの種類によって変わります。エスプレッソなどのコーヒーによく使う小さいカップの場合は、カップの耳の穴に指は通さずに、親指と人差し指でつまむような感じで持ち、他の指は綺麗に揃えます。（女性なら、気持ち指をのばす感じが美しいです。）

ティーカップ位の大きなカップは、カップの耳の穴に人差し指を引っかけ、中指と親指で支えるようにします。薬指と小指は流れるような角度で揃えると美しいとされています。どちらのカップでも、 決して小指は立てないように気をつけましょう。

普通のテーブルと椅子の場合、ソーサーをテーブルに置いて紅茶を頂きますが、ローテーブルでソファーとテーブルの距離が離れている時は、ソーサーとカップを膝元まで持って来て飲むのがスマートです。

この時、ティーナプキンが用意されていたら良いのですが、なければハンカチなどを膝に敷くと良いでしょう。

カチャカチャ音を立ててはいけないのは、ご存じかと思いますが、大きな音を立てなくても、ティースプーンをむやみにティーカップの側面につけないようにしましょう。スプーンでカップが割れることはないにしても、動作が雑に見えてしまい、せっかくのあなたの魅力が半減してしまいます。

優雅な所作としては、液体の中でスプーンを泳がせるように2～3回ゆっくりとかき混ぜるのが良いでしょう。

コーヒーや紅茶のスプーンは使い終わったらどこに置いていますか？
何気なく手前に置いてしまっていませんか？本来のティースプーンのマナーは、ソーサーの向こう側にスプーンを上向きにして置きます。

ここで、砂糖やミルクを入れず、スプーンを使わなかったとしても、飲む前と同じようにソーサーの向こう側に置き換えます。カプチーノの場合のシナモンスティックや、砂糖の代わりにキャンディーがついているスティックも同様にします。