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STEP11
: フィンガーボウルの美しい使い方 |
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*──レッスンを始めましょう!────────────────────────────.*.. |
フィンガーボウルが出て来て、さすがにボウルに入っている水を飲んでしまう方を見かける事はありませんが、一昔前はそんな話ももちらほらと聞いた事があります。
(西洋のお嬢様でもそんな事をした方がいたとか??主宰していた女主人は、彼女の顔をつぶさないよう、自分もフィンガーボウルの水を飲んだそうですよ。有名なお話です。)
では、実際にレストランでフィンガーボウルが出て来た際の美しい使い方を、ほんの少しレッスンしてみましょう♪ |
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◆フィンガーボウルとは何? |
フィンガーボウルは、小さな器にお水が入って運ばれて来ます。(たまにお花が浮いていたり、小さな葉が浮いていたりします。美しさを演出するお店の配慮ですね。)
そう、指を洗う為に出て来るのです。
どんなお料理の時に運ばれてくるかと言うと、『手を使って食べて良いですよ』というお料理で、オマール海老や蟹など甲殻類の殻付き料理や、殻付きの牡蠣、また、お肉でもしっかりと骨が付いているものなどに良く一緒に出て来ます。
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◆必ず使わなくてはいけないもの?? |
フィンガーボウルは、必ず使わなくてはいけないものではありません。基本はナイフとフォークで頂きます。『どうしても食べにくいと思った時に手を使う』と思っていて間違いありません。
アスパラガスやアーティチョークは指でつまんで食べても良いとされています。(フォークとナイフで頂けますけどね。白アスパラなど出て来る時期にレストランに行くと、必ずボウルが出て来ますよ♪)
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◆美しいフィンガーボウルの使い方 |
両手を使ってしまったお料理は、片手づつ指先(第2関節まで。親指と人さし指、中指までです。5本の指を使わなくても食べれますからね。)をボウルの水で洗います。
洗うと言っても、ジャボジャボ洗うのではなく、さりげなく指先同士を擦り合わせる程度が綺麗ですね。
濡れた手は、膝にしいているナプキンで拭きます。(ポタポタとお水を垂らさないようにしてくださいね。両手でしっかり拭う位
ビショビショにしてはいけません。)
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◆ナプキンのサイズ |
余談ですが、ナプキンのサイズをご存じですか?食事用は55cm角でお茶用は35cm角と決まっています。正式な晩餐会になると、75cm角となりますが、これはかなり大きいです。ご家庭で揃える時は、55cm角が便利に使えて良いのではないでしょうか?
(個人的には真っ白なものが好きです。お料理にもお皿にも、テーブルコーディネート全てに、しっくりとおさまります♪)
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★ 今週のポイント ★
『フィンガーボウルが出て来ても、基本はナイフとフォーク!』
相手に不快をさせない事が原則です! |
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