TOP >> レッスン >> 基本のテクニック >> 綺麗な氷の作り方ログイン/ログアウト
家庭で作る氷は、どうしても白っぽいですよね。これは、気泡(主に二酸化炭素)が水に入り込み、外に逃げだせないまま凍ってしまった為なのです。 つまり、水の中の空気をしっかり抜く事が重要となります。空気を抜くには、充分に沸騰させた後、やかんの中で自然に冷ました水を使って氷を作ると、気泡の少ない綺麗な氷が出来ます。 また、急激に冷やす事も白くなる原因です。ゆっくりと時間をかけて凍らせると気泡が外に逃げ出してくれるので、綺麗になり易くなります。ゆっくりと凍らせるには、食品トレイ等の熱を伝えにくいものを下にしいて凍らせるとゆっくりと凍って行きます。(食材を新鮮のまま凍らせたい時は、必ずトレイを外してアルミの鉄板等の上に置くと、細胞が壊れずすぐ凍り、解凍した後も美味しく頂けます。肉や魚で試してみてくださいね♪) --綺麗な氷を家庭で作るポイント--------------------------- ★気泡の少ない水(不純物や空気の少ない綺麗な水)で作る。 ★ゆっくりと時間をかけて凍らす -------------------------------------------------------------- 業者が綺麗な氷を作るのは、微動させながら凍らせたり、一番最初に凍りつく時には、透明であることを利用し(つららが出来るのと同じ原理)、一番最初の状態を保たせるよう、次から次と水を製氷皿に流しながら作るそうです。 余談ですが、濃く入れた紅茶等は、温度がゆっくり下がると白濁してしまいます。これは『クリームダウン』という現象で 、ミネラル分の多いお茶に良く見られます。冷たいアイスティーを作る時は一気に冷やすと良いでしょう。 クリームダウンが起きてしまったら、熱湯を注ぐと透明に戻りますが、しばらくするとすぐに元に戻ってしまいます。不思議ですね。。。(後は、ミルクティーにして飲むしかないかも??)
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