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ビストロ ブノワで開催「ジェーム・ラ・フランス」フランス食材の魅力。
フランス料理界の巨匠: アラン・デュカス氏の フランスならではの豊富な 食材やワインを通じて、 フランス料理の美味しさと 楽しさを感じる企画 「ジェーム・ラ・フランス」。 今年最後は「パリ」がテーマ。 パリならではのジビエや ワインを楽しむイベントを 是非、ご覧ください。
「ジェーム・ラ・フランス」は、青山のレストラン「ビストロ ブノワ」にて4回開催。 南西地方、ブルゴーニュ地方、パリ、そしてプロヴァンス地方から、アラン・デュカス氏が作り手や味わいに惚れ込んだこだわりの食材を紹介するイベントです。
今回のテーマは、世界中のグルメが訪れる食の宝庫のパリ。ゲストは、世界で活躍する出張料理人であり、料理プロデューサーの狐野 扶実子(この ふみこ)氏。シラク元大統領をはじめ、世界のVIPやグルメな富豪達を相手に料理を振る舞う女性です。
幸運にも、狐野 扶実子氏の目の前の席に招待して頂きました。お噂は耳にしていて、会いたいと思っていた方です。初めてお会いしましたが、本当に素敵な方!気さくで、話も吸い込まれそうなくらい楽しく、世界で活躍する実力も能力もあって、おまけに、モデル級に背が高くスタイル抜群!
ジェーム・ラ・フランスの始まりです。前菜にスープが出てくるのは稀というブノワ。そのブノワが是非にと用意したのは、「フランス産マッシュルームのスープ」。狐野氏が「マッシュルームは、大好きな食材ベスト3に入る野菜。」と仰っていました。ちなみに、他は根セロリと芽キャベツだそうです。
こちらは、参加者が大絶賛していた「ジビエとフォアグラのテリーヌ」。ジビエ肉の塊やフォアグラがゴロゴロして、食べ応えのあるテリーヌでした。テリーヌは色々頂きましたが、ブノワのテリーヌは絶品!!
魚料理は、「真鯛の粒マスタード焼き 菊芋とクレソン」。フランスでも菊芋は昔からある食材で、淘汰されつつあったが、最近パリでは、若いシェフたちが昔からある食材を使い出しているとの事。
食事の間に、狐野氏がパリのマルシェを巡る動画で、パリの野菜やジビエなどを紹介。パリのブノワの厨房に入り、料理について、女性シェフと談義している姿もあり、参加者の皆さん、興味津々でした。
この日は、満席の約50人が参加。狐野氏に一目会いたい方がほとんどで、一人で参加する方も!!見ず知らずの方とも楽しめるのは、大好きなフレンチのおかげ。フレンチは、人と人を繋げてくれる素晴らしい料理ですね。
肉料理は、「青首鴨胸肉のココット焼きとモモ肉のコンフィ ビーツのフォンダン ドルチェフォルトソース」。ドルチェフォルトソースとは、オレンジとスパイス4種を入れて煮詰めたソースの事。シェフによっては、ビネガーや蜂蜜を入れる場合もあるそうです。
手のひらに小さな粒状の物が見えますか?実は、これは鴨肉の中に入り込んでいた狩猟する際に使用した散弾銃。シェフがよく確認しても、どうしても弾が肉に残ることが稀にあり、それを見つけた人は、幸運が訪れると言われています 。この日、幸運にあったのは女性2人だけでした。
ブノワのエグゼクティヴシェフ 野口 貴宏氏から、ご挨拶がありました。今回のイベントはパリがデーマなので、パリらしい食材やプレゼンテーションにこだわったとの事。フランスのMeaux産(モー産)の粒マスタードは、柔らかい辛さにまろやかな舌触りがあり、是非、味わってほしいと紹介して頂きました。
狐野氏が、野口シェフの料理についてアシスト!!パリのブノワで頂いた鴨ドルチェフォルトソースも美味しかったが、今日頂いたドルチェフォルトソースの方が、日本人好みに仕上がっており、とても美味しいと仰っていました。
最後のデザートは、見た目も可愛らしい「フランボワーズのマカロン ヨーグルトのソルベ」。パリ風の洗練されたプレゼンテーションで、お客様達から歓声が上がっていました。ブノワのジェーム・ラ・フランスは、来年2月も開催予定。是非、フランスを堪能しに参加してみては如何でしょうか?
お土産は、ブノワ特製のマシュマロと狐野氏の最新著書「フレンチレストラン最旬アドレス パリのおいしい空気」 パリの美味店ガイドとして、狐野氏が特別に教えてくれた44軒が詰まった良書。読むだけで、パリを旅して美味しい物を堪能している気分になるので、是非ご覧になってみてください。
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