TOP >> 家で楽しむフレンチ >> フレンチ関連イベント&パーティ レポート >> FELICIMMEグランクラブ ワークショップ『食材研究会』 〜本物を知る・堪能する喜びを〜ログイン/ログアウト
「本物」の食を愛し、 楽しむ人達の為の 特別なクラブとして、 ネットの世界を飛び出し、 皆様と交流する場として立ち上がった FELICIMMEグランクラブ。
その第1回目のワークショップが 2013年7月21日(日曜日)、 外苑前のレストラングラースと やさい塾の内田悟氏の ご協力のもと、開催されました。
〜本物を知る喜び、堪能する喜び〜 をほんの少しご紹介致します。
外苑前の自然を感じる素敵なレストラングラースで、ワークショップを開催致しました。FELICIMMEグランクラブがこだわる「本物」とは、「見せかけでなく、真実を備えているもの。」初回は野菜にフォーカス致しました。
有機野菜でも無農薬野菜でもない次世代の野菜『自然栽培野菜』の魅力と底力を知ろうと、沢山の方がお集まりくださいました。この日は、レクチャー&フレンチフルコース&料理教室の盛りだくさんの内容!
こちらは、レクチャー用の自然栽培野菜。何年もかけて土づくりを行い、自然の力を蓄えた本当の「土」から生まれ、自力で育ちあがった野菜です。
自然栽培野菜は、自然の強さと美しさがあり、その野菜が本来持つ味わいがクリアに表現されます。シェフと内田氏が今日の野菜について打ち合わせ。熱く語り合っていました。
グラースのマダムです。今回、イベント開催にあたり、私の背中を押してくれた方です。セッティングや料理の給仕、お客様に楽しいお話をされたりと気づかない所で、細やかな配慮をしてくださいました。二人のお子さんがいらっしゃる働くママのお手本のような素敵な女性です♪
主催者として、イベントの開始のご挨拶をさせて頂きました。主催者兼司会者、そして一人の受講者としてフル稼働。なれない司会業に虎の巻を登場させましたが、それでも、楽しく役割を務めさせて頂きました。
この時、厨房ではフル稼働!お客様に出すお料理の準備をスタッフ総出で作り上げていました。皆さん、真剣な表情でプロの仕事をしています!!
FELICIMMEは、「食で人生を楽しむ幸せ」をあらゆる方法でご提案しています。知る事・学ぶ事は、食をより楽しむ為に不可欠という事を、このワークショップを通して実感して頂き、そして楽しんでもらいたいとお伝え致しました。
今や、NHKや女性誌で引っぱりだこのやさい塾の内田悟氏。ご縁があり、講師を務めて頂けました。『自然栽培野菜を是非食べて欲しいが、そうそう手に入るものではない。そうした時、食べて欲しいのが、旬の野菜。切り方ひとつ、時期により縦と横では大きく味が変わるんだよ。』と野菜を優しくなでながらお話ししてくれました。
内田流野菜の見方8か条:①丸い野菜を選ぼう。②大きすぎない。だけどずっしり重いものを選ぼう。③緑色が淡いものを選ぼう。④形や葉脈が左右均等で美しいものを選ぼう。⑤胚軸が小さめで真ん中にあるものを選ぼう⑥ひげ根の跡がまっすぐに並んでいるものを選ぼう。⑦次世代に繋がる生命力の印(根・芽・子室)の数を確認しよう。⑧腐る野菜ではなく、枯れる野菜を選ぼう。
「野菜に肉骨粉を与えると、簡単に甘くなるんだ。でも、それは自然界を無視した栽培法。だから日が経つと野菜が腐るんだ。本来、役割の終えた野菜は枯れるんだよ。」の言葉に皆さん息をのんでいました。男性の参加者も、真剣なまなざしで、内田氏のレクチャーを聞き入ってました。
「野菜は女性と同じ、命をつなぐもの。 実を結び、種を宿して子孫を残そうとする。」 「将来へ命をつないでいくこと命をつないでいくのは女性。女性は”命をつなぐ”という使命を生まれながらに与えられている。 腐ったら命もつなげない。」深い深い言葉に、皆さんジッと聞き入ってました。
自根きゅうりと普通のスーパーのきゅうりの食べ比べです。スーパーのきゅうりは、舌の外側にえぐみのような刺激が走り、口の中が青臭くなりますが、自然栽培野菜のきゅうりは、スッと舌に優しい香りと味が広がり、体が欲するような自然な味わい。
オクラは、ヘタの下の肩の所がグッと張っているものが美味しいもの。そして、本当に美味しいものは、8か条にあった緑色が淡いものを選ぶのが良いとの事。淡い色とは、写真のような色合い。
家庭から旬の野菜を食べながら「この野菜美味しいね。」「もう、そんな季節だね。」という光景が日本の食卓に増える事を願っている。と温かいお言葉を頂き、参加者の皆さん、一気に内田ファンに♪
この時シェフは、ベストのタイミングで料理を出す為に、内田氏の動向を見ながら仕込み中。こちらも真剣勝負のまなざしです。シェフは、内田氏や内田氏の野菜に出会って今までの野菜に対する考えが180度変わったそうです!
レクチャーが終わり、蜂須賀シェフから本日のメニューのご案内。それぞれの料理に対する思いや美味しさを語ってくれました。野菜を語るその瞳は本当に優しい笑顔♪素材の表情を生かした心から美味しいと思えるフランス料理をつくりたいという想いが表情から伺えます。
この日、お越しいただいたお客様全員にFELICIMMEからwelcomeドリンクのプレゼントをさせて頂きました。乾杯の挨拶は、グラースシェフの蜂須賀 喜八郎氏にお願い致しました。
お食事がスタート!アミューズにスキャッチャ。パリパリとした食感が楽しく、このプレゼンテーションもとてもお洒落で、参加者の皆さんこぞって写真を撮っていました。
「茨木産 田上さんの自根きゅうりのスープ」。のどごし良く、ゼリー状に仕上げられ、食感も楽しめるように、小さいキューブ状にカットしたきゅうりが隠れていました。
こちら、料理教室でレッスン予定の「岩手さん 三浦さんの自然栽培ズッキーニのグラチネ」ズッキーニは、今走りの時期(出始めの柔らかく美味しい時期)。導管を切断しないように縦にカットして、美味しさを倍増していました。美味しくて、皆さん「美味しい、美味しい」の大合唱でした!
こちら、グラースのスペシャリテ「旬野菜のミジョテ オールドシェリーヴィネガーと古木オリーヴオイル。」沢山のお野菜が爽やかな味わいに。食欲が無くなる夏にピッタリの逸品です。
こちらも料理教室でレッスンした一皿。「長崎産 イサキのスナッケ ソースネバゴット 沖縄産 島ぬくんち自然栽培丸オクラ。」ふっくらと仕上げたイサキの上にネバネバのお野菜ソース♪これがビックリする程美味しい味わい。サプライズがあるお料理で皆さん大満足していました。
デザートの「ダークチェリーのクラフティとそのグラニテ」です。熱々とひんやりデザートと同じ素材で2種類の味わいを楽しみました。出来たては、本当に美味しく、フランスの郷土料理もやっぱり美味しいなあと改めて感じた程す。
お食事も終わり、蜂須賀シェフの料理教室が開始!料理を作っているときの真剣なまなざしも素敵ですが、皆さんと間近でコミュニケーションしているシェフの笑顔も素敵でした。面白く、分かりやすいシェフの料理教室第2弾をリクエストされた位楽しいレッスンでした。
まずは、ズッキーニのお料理から。火加減や火の通り具合の確認のコツ、プレゼンテーションのテクニック等、ありとあらゆる美味しさマジックを披露して頂きました。参加者から、「へえ〜〜」の声が何度も起きていました。
「こうしていると、ほら、とろみが出て来ます。」と参加者の皆さんに分かりやすくお鍋の状態を教えてくれるので、皆さん、身を乗り出したり、席を立って側に直接来たり、とても楽しくいい雰囲気でした♪
ズッキーニの花をフリットにするコツを伝授。「1時間に1回、キッチンペーパーをこまめに取り替えると、サクッとした美味しいフリットになるんです。」刷毛で丁寧に付けるのですが、コツは....と続きました。
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