オー・ボン・ビュー・タンの特徴としては、フランス菓子の全体像を展開する店として日本でも数少ない銘店であり、ケーキ、焼き菓子、砂糖菓子、雨細工、チョコレート、アイスクリーム、パン、ジャム、コンポート、カフェまであり、お菓子とは、こんなにもあるのかとその幅の広さを再認識させられつつ、常に独自の個性を展開している素晴らしいお店です。
さて、そのオー・ボン・ビュー・タンが自身のお店の名前をつけたジャムを見つけました。
食べてみると、商品名をお店の名前にしたのが納得です♪ジャムといえば、果実を煮詰めて混ぜながら作るので、味はどこを食べても均一なものですが、これは、甘みがあるかと思えば香辛料が効いたり、シャリシャリと食感が出たり、ねっとりしたり、カリッとしたり。。。と、食べる場所によって色々な表情が表れるのです。食べながら、ああ、これはリンゴかな？オレンジ？これはいちじくだ！それともこれがまるめろ？と楽しめる所も素晴らしいです。
まるでフランス菓子の全体像を展開し、お菓子の楽しさや幅の広さを表現するお店そのもののようなジャムなのです。ジャム単体にお店の想いをのせているのが感じられるものを食べたのは初めてで、なんでそんな事が出来るのか？と、胸が熱くなった程です。お菓子の味や姿、香り、全てに対する妍（けん：優美なこと/美しいこと）を一生をかけて追求している姿を垣間みれました。
是非、こちらは皆様に食して頂きたい逸品です。お友達へのお土産にも喜ばれる事間違い無しです！
お店には、このジャムの他、多数のジャムやコンポートなども沢山あります。もちろん、ケーキやチョコレート、パンなどもお勧めですので、お近くにお寄りの際は、是非お立ち寄りください。FELICIMME一押しのお店です♪
フランスの伝統ある老舗のお菓子屋さんがそのまま優しくどっしりとしたオーラを放ちながら日本にたたずんでいる。。。そんな気分にさせてくれる素敵なお店です。
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