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 大人のマナー講座



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パンが運ばれて来ました。さて、このパン。いつ食べて、いつ頃食べ終わったら良いのか?なんて素朴な疑問を持った方もいらっしゃるかと思います。せっかくなので、さり気なくスマートにパンを選んだり、食べたりしたいですね。さっそくそのレッスンに入りましょう♪
【さりげないパンの選び方?】
レストランによっては、運ばれて来るパンが1種類であったり、数種類あったりします。もちろん、数種類ある場合は自分の好きなパンを選ぶ事が出来ます。

さて、ここでさり気ないパンの選び方ですが、サーヴィスの方が持って来たからと言って、すぐに手づかみで、いくつものパンを取ってはいけません。

必ず、サーヴィスの方がパンの種類を教えてくれますので、(数種類ある場合)その後に、『こちらをお願いします。』と言えば、 サーヴィスの方がトング等で取ってくれます。 食べ終われば必ず追加を聞きに来ますので必ず1つづつ選ぶようにしましょう。
【パンの食べるタイミング。食べ終わるタイミング。】
食べるタイミングですが、基本的にはスープが終わってからです。スープが無い場合はオードヴルが終わってからですが、サーヴィスの方が『焼き立てなので、温かいうちにどうぞ召し上がりください』と言われたら、オードヴルが来る前に食べても良いでしょう。

食べ終わるタイミングは、遅くてもデザートの前までが良いでしょう。パンは主役では無いので、なかなかメインが来ないからと言って、パンでお腹一杯にならないように。。。
あくまでも、上記の事は、 人を不快にさせない為のマナーを文章にした『タイミング』なので、厳密に従う必要は無いとFELICIMMEは思っています。大切なのは、『美味しいと思う心』が一番なのですから!!

ただし、デザートが運ばれる前には何も言わずにパンは片付けられますので、しっかり食べたい方は『デザートの前まで』だけを覚えておきましょう。
【本当の?パンの食べ方??】
パンは必ず一口づつ手でちぎって頂いてください。かじっていいパンはサンドイッチやカリカリのトーストのみです。また、バターを自分のパン皿(左にあるお皿が自分のパン皿です)にペットリとのせる方もいますが、これも正式なマナーではタブーとなります。
必ず一口ごとちぎったパンに少しずつのせて頂いてください。バターナイフは塗り終わる度に、パン皿の上に刃を自分側に向けて横に倒して置きます。
パンを一口大にちぎったら、大きい方のパンをパン皿に置いてから、ちぎったパンを頂きましょう。ちぎる度に大きい方のパンは、パン皿に戻すと考えて間違いありません。 片手でパンを持ちながらもう片方の手で食べるのは下品な行為とみなされます。
パンを口に運ぶ手は右手?左手? これは、賛否両論ですが、左手で食べた方がエレガントに見えます。使い慣れない左手なので、動作が微妙に遅くなり優雅に見えるという意見もあります。
【ソースをパンで拭って食べても良いの?】
正式には良しとされていますが、イギリス式だけはタブーとされています。ただし、良しとされているフランス式でも、手で持ったパンにソースを付けるのは、よろしく無いのです。あくまでもメインのお皿にのっている食べ物はナイフとフォークで頂くものですから、ソースをパンに付ける時もパンをフォークに軽く刺して、ソースを付けて頂きます。
これ見よがしにソースをベタベタとパンに付けるのでは無く、スッとフォークに刺して、サラッとソースを付けて頂くと、とてもスマートに見えます。

マナーは厳密ではありません。相手を不快にさせない事が マナーなのですから、この事が頭にあれば、どんな風に食べたらいいのかおのずと分かって来ませんか?

『パンを食べる姿勢も、相手を思う心の持ちようです。』

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